貨幣の謎を解く―価値形態論から現代金融まで市場経済の貨幣論的分析



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貨幣の謎を解く―価値形態論から現代金融まで市場経済の貨幣論的分析

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笑える貨幣論!

岩井克人の妙に売れた『貨幣論』の貨幣トートロジー説に関して、価値形態と交換過程の混乱があり、マルクス『資本論』での「(例えば)リンネルが一般的等価物となるということは、他の商品が一般的等価形態から完全に排除されているということ」が全く理解できていないとする論理は明快である。岩井に拠れば『100円でカルビーポテトチップスは買えますが、カルビーポテトチップスで100円は買えません』というコピーは間違っていることになるのだという。このCM放映当時の人気絶大だった女優・藤谷美和子にちなんで、岩井を超「プッツン教授」と指摘するお茶目さだ。
「買う」ことと「売る」ことの彼我の懸隔!《命がけの飛躍》とはよく言ったものだ。
ポテチで100円が買えれば、営業マンは苦労しない訳である。いやはや分かりやすい解説。
岩井『貨幣論』のモヤモヤをこれほどスパッと説いたものはないのではないか!



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貨幣の思想史―お金について考えた人びと (新潮選書)
貨幣論 (ちくま学芸文庫)
貨幣とは何だろうか (ちくま新書)
雇用、利子および貨幣の一般理論 下 (3) (岩波文庫 白 145-2)
雇用、利子および貨幣の一般理論 上 (1) (岩波文庫 白 145-1)