自分でできる信用調査と与信管理―危ない取引先を見分ける法



倒産予知モデルによる格付けの実務金融機関が行う経営改善支援マニュアル―取引先企業をランクアップするための実践的アプローチ融資審査と定性分析―新時代の融資審査ノウハウ「マーケティング分析」を平易に解説格付けの知識 (日経文庫)融資審査プロの極意―あらかん・キャスターデータの見方が10倍わかる企業審査ハンドブック「格付け」市場を読む (光文社新書)信用リスク計測とCDOの価格付け (シリーズ金融工学の新潮流 (3))自分でできる信用調査と与信管理―危ない取引先を見分ける法貿易と信用状


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規模の大小にかかわらず、取引先の倒産は企業の存続を左右する一大事である。それでも、多くの企業が取引先の財務状況を知らずに日々、取引している。もちろん、調査費用を十分にかけられる大企業ならいざ知らず、中小企業にとって、高額な調査費用を捻出するのは難しい。また、取引先が上場企業でない場合、財務データを入手すること自体困難である。

本書では、とくに中小企業経営者に向けて、費用をかけずに最低限の信用調査・与信管理をする方法を指南している。全体の約半分は、流動性分析などを中心とする定量分析の手法について述べられているが、とくに注目したいのは、中小企業向けに書かれた残り半分の内容。開示データの少ない取引先の財務データを、業界平均などから割り出す方法や、財務データからだけではわからない危険性を、経営者の人柄や手形、モノや人の動きなどから推し量る方法を示している。実際に倒産した企業の財務諸表や定性情報も掲出しているので、とくに中小企業経営者にとって有用な1冊である。(土井英司)




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