旅行人 2006年冬号ディープ・サウス・インディア



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旅行人 2006年冬号ディープ・サウス・インディア
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うーん、

アマゾンで購入した。期待してたほどおもしろくなかった。値段的にもそう高いものではないので、まあこんなところか、とも思う。だけど書店で手にとって見ていたなら、ボクは買わずに立ち読みで済ませていただろう。旅行者版「ニュートン」(科学雑誌の)といった趣きだ。なんとなく物足りないところとかそっくり。

それなりに取材もしているし、記事の量もある。だがタイトルを見て期待した人からすると、やや肩透かしをくらった感じがする。こちらが「とても面白い紀行文」的なものを求めていた、その姿勢とは合致しなかったがゆえのガッカリ感、ということなのか。はじめて南インドに接した、そのオドロキのようなものがもはや伝わってこないのが不満なのかもしれない。ロンプラや歩き方から一歩踏み出した、旅行中級?上級者向けのこのジャンルの雑誌の難しさということだろうか。広く浅く概説を並べるのか、狭く深く特集を組むのか。

しかし、ファッション男性誌にときたま載ってる、タイのバンコクあたりの探訪記のほうが、あるいは飛行機の機内誌の特集の方が洗練されていて、かつ旅行者のダイレクトな感動を伝えてくれていることに関しては編集者は反省してもいいのではないか。「料理人は少しおなかを空かせているくらいのほうが美味しい料理をつくれる」ではないが、海外旅行したくてたまらない人の視点が必要なのでは。実際にこの雑誌を買うのはそういった人たちなのだし。

良い点を挙げるとすると、値段分の文章量はあるということ。だから☆三つ。




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