良い練習
なんでもそうですが、何かを体得したいときは、効果的な練習方法を見つけることが第一だと思います。
バイオリンの場合、このテキストを使用して自分なりの練習をするとき、かなりの効果が得られると思います。
楽譜を読んで自分の頭だけで曲を立てるよりも、CDを聞いて、正確な音を把握しながら、楽譜を読み、音を出していくということができるのが何よりの利点だと思います。
また、エチュードなどは練習用にとてもよく構成されていて、ボーイングがかなり上達するのではないかと思います。
実は私は大人になってからスクールに通い始めたレイトスターターですが、教室のテキストでは上達どころか、CDもなく、自分の勘と教室での先生の助言のみに頼るしかなかったので、満足はできなかったのです。
自分なりにどうしたらいい音を出せるかなと、いろんなテキストを探してみましたが、やはり鈴木の教本は非常に良いと思います。
楽器はやはり正しい音を聞いて、同じことを繰り返してみるということが肝要だと思いますので多少幼稚な曲もありますが、このテキストは練習用にお勧めです。
独習ですので上手ではないですが、一通りの曲は弾けるようになります。
今は2巻目を独習しています。
大人にはちょっと・・・
この教本を購入するのは普通は先生の指示でと思います。
もしも、独学の方が「知られた教本だから」と購入をお考えならばお勧めできません。
この教本はもともと先生の指導の下で幼児が弾く事を前提に作られている指導曲集なので、まず選曲が大人向けではありません。特に前半はきらきら星、むすんでひらいて、こぎつねこんこん、ちょうちょうなど、完全に子供向けの曲なので、大人には正直楽しくないです。
また、教本自体が指導者がいることを前提に作られているので、曲の解説もありませんし、弾き方の解説も恐らく先生の実演とともにされることを想定して書いてあるので、自習ではチンプンカンプンと思います。
もしも独学ビギナーでしたら、最初から「大人のための」と銘打ってせめてDVDくらいはついている独学用のものの方が良いと思います。
ボクはこの教本を使っていました
最初にメインで使い始めたのはこの教材でした。 始めたときにはこの教本のレベルの高さに圧倒されましたが、 たまにこの第1巻の楽曲を弾いてみると間違いなく「巧く」なっています。 つまりこの鈴木の教本は初めから一つの楽曲を完璧にマスターするコトを目的にはせず、 2巻、3巻、・・・と進んでいくうちに自信がなくなったときに、 確実に自分が進歩しているコトを自覚するためのしるしの役目をしていると言えます。 簡単にいえば長期的なスパンで楽曲をマスターするコトを前提としているのです。さらに、このCDを聴いてみると分かるのですが、ステレオの右側からしかバイオリンの音声が出ていません。 これは欠陥などではなく、バイオリンをかまえたときに、 よりバイオリンの弦に近いためにダメージを受けやすい左耳の負担軽減のために音声を加工してあるのです。 こういった細かい配慮をしてくれる会社は他にもありますが、全てが行っているわけでもありません。 バイオリンをより長く続けたいのなら、このような少々値がはっても高品質の教本を利用するようにする、 耳の負担を軽くするために左耳に耳栓をする、ぐらいの工夫が必要です。 「ちょっとした趣味」ぐらいの意識では、この教本には到底いどめないでしょう。 それでも数々の楽曲を「こなせる」バイオリニストとなれる喜びは非常に大きいです。 この教本からより多くの偉大なバイオリニストが生まれることを願います。
副教材として
この教材の曲目はとても魅力的だと思いまいます、しかしながら、 それと同時に第一巻でありながら大変難しい曲目も入っています。 初心者には、特に子供がこの教材を使う場合、練習のポイントや 指示が少ないので、教師のもとで使用し、また、練習曲やスケールが 少ないので他の教材と混合して使用するのがお勧めだと思います。
全音楽譜出版社
鈴木ヴァイオリン指導曲集(2) CD付 鈴木ヴァイオリン指導曲集3 CD付 篠崎バイオリン教本(1) 改訂版 ヴァイオリン各駅停車―Guide to the violin 新しいバイオリン教本(1)
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